うるせえよ、馬鹿野郎

航海士にして後悔士。子育てとか禁煙とか映画とか。つまるところ備忘録。

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ロッキーに対するすれ違い問題

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ベタではあるが「ロッキー」が好きだ

好きな映画は?と聞かれたら「ロッキー」と答える。迷いなく答えることが出来る。それくらい好きな映画だ。1作目が最高だが、なんだかんだで4くらいまでは楽しんで観れる。5は回数を重ねるごとに面白く感じられるようになってきた。年に一回は通しで観ている。僕の年間イベントの中には「ロッキーweek」が存在する。最近は忙しいかったりで「ロッキーmonth 」になりつつあるが…。

とにかく僕は「ロッキー」が大好きだ。観たことはないけど名前は知っている、そんな人少なくはないだろう。しかしそういう人達と話すと決定的な食い違いで出てくるのだ。

ロッキーとは敗者の美学だ

ロッキーとは歯医者の美学だ。見たことない人との認識のズレはここにある。エンディングを知らないのだ。彼等はロッキーをボクサーのサクセスストーリーだと思っている。違うのだ。

ロッキーは負ける。少なくとも1作目において彼が社会的成功を掴むことはないのだ。

未見の方のためにざっと説明すると、偶然チャンピオンと対戦する機会を得たうだつの上がらないボクサーが、友人や恋人に支えられながら努力して、ギリギリまでチャンピオンを追い詰めることになるもあと一歩及ばず負ける。そしてチャンピオンを追い詰めた事実だけに満足し、恋人とともにリングを去るという話だ。

彼の目標の中に勝利は無い。圧倒的な戦力差、今までの自分の不甲斐なさの中でリングに最後まで立ち続け、チャンピオンの記憶に残る一撃を叩き込む。それだけを目指して努力を続ける。彼の目的は達成され、満足して会場を去る。しかし彼の手には勝利はないのだ。まさに敗者の美学である。最後のロッキーとチャンピオン・アポロとの会話は僕の最も好きなシーンだ。

物語は続く、例えそれが望まれたものではないとしても

かつて妻にこの想いを語った時、理解を得ることが出来なかった。まぁ分かる。彼女はバッドエンドと思ったらしい。ロッキーは幸せな物語ではない。彼の自己満足だけをもって物語は終わる。社会的に得るものは何もないのだ。公開当時もそういった声が多かったのか2で彼は成功し、3以降の娯楽映画路線へ走っていくこととなる。80年代特有のバカ映画になっていくわけだが、それはそれで彼は幸せなのかもしれない。

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