うるせえよ、馬鹿野郎

航海士にして後悔士。趣味とか子育てとか仕事行きたくないとか書きます。

そろそろパワータンクに対する愛を語ろうか。

  ボールペンに対してそれなりにこだわりがある。

船乗りという仕事柄、どうしても屋外でメモを取ることが多い。雨が降っても外にいるし、狭い所にいることも多い。無茶な姿勢で動くこともある。それなりにタフな現場作業だ。もちろんノートも大事だが、ノートは所詮紙なので限界は見えてくる。そうすると自ずとこだわるのはペンの方だ。

  僕が求めるペンの性能はまず濡れてもかけること、屋外作業が多い上、天候もあまり関係ない勤務環境。当然ペンが濡れてしまうこともある。濡れて書けないでは話にならない。もちろんにじむなど論外だ。水性ボールペンなんか使う気にもならない。次に頑丈であること。船というものはやたら狭い場所が多いし、やたらと突起物が多いものだ。そしてなにより僕はとても迂闊な人間である。いろんなところにぶつかるし、回数を重ねれば折れることもある。鉛筆ほどではないが、折れる時は折れるのだ。故にメタル軸の方が好ましい。かつてその2つを兼ね備えたボールペンが存在した。

 三菱鉛筆のパワータンク スマート。そのハイグレードモデルである。インクに圧力をかけて押し出すタイプのいわゆる加圧ボールペンだ。軸はアルミ軸で強度も十分。値段も1000円程度とまぁなんとか納得出来るレベルの素晴らしいペンだった。しかしどうやらペンにその手の性能を要求する人間は少なかったらしく、現在は廃盤である。確かにデスクで作業する分にはジェットストリームやフリクションの方が便利である。ゲルインクのヌルヌルとした書き味は快感ですらあるだろう。とはいえ僕の実情には合ってない。いくつかの代替案を考えたがイマイチだ。例えばフィッシャーのスペースペン。NASA公認で宇宙での使用を想定したという聞くだけでワクワクするような代物だが、いかんせん高すぎる。僕は迂闊なのだ。年に一回くらいは現場にペンをプレゼントしてくる。流石に3000円を超えるものをうっかり忘れてくると凹む。あとキャップ式なのもいただけない。手袋着用が基本なので、キャップを外すのに意外と手間取る。同様の理由で三菱ピュアモルトも却下。トンボやパイロットからも出てるらしいがそもそも売ってない。仕方ないので現行品を使い続ける次第である。なかなか替の聞かないオンリーワンなペンだった。ロフトとかの限定品 でいいので復活しないものか。切に願うばかりである。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ミツビシ 三菱鉛筆 UNI 油性ボールペン パワータンク SN-200PT-10 黒24(5セット)
価格:685円(税込、送料別) (2019/3/17時点)

楽天で購入