うるせえよ、馬鹿野郎

なんだかよくわからないけど書きます

昔はライトノベルなんて言葉なかった。はずだ。

相変わらずどうでもいい話で大変恐縮なのだが。

スレイヤーズの新刊が出たらしい。およそ18年ぶりだそうだ。

もうそんなになるのか。思ってた以上に自分が年を重ねたことにうんざりしつつ、当時のことを思い出す。

僕が世の中に疎いせいで手に入らない。もうどこにも売ってないのだ。三十路のおっさんがライトノベルコーナーをウロウロしている。

正直いってキモい。

さて、ここで問題になるのは「ライトノベル」という言葉だ。

ライトノベル。

おそらく昔、それこそ僕がスレイヤーズを読んでいた時分には、そんな言葉は無かったはずだ。

いや、あったとしてもそこまで一般的な言葉ではなかったと思う。

あの頃の僕らはライトノベルをなんと呼んでいたんだろう。ジュブナイルはちょっと違う。若年層向けのSF・ファンタジー小説というのもやはり違うだろう。

おおよそ1番しっくりくるのは

「オタクっぽい奴らが読んでる漫画みたいな表紙の小説」

だと思う。

当時は適当な呼び方が無かったので出版社ごとにそれぞれ異なった名前だった気がする。

詳しくは知らない。知らないがひとつだけ覚えている名称がある。ヤングアダルトだ。

ヤングアダルト。

どことなく卑猥な響きだ。なにせヤングでアダルトだ。もはやこれは富士見ファンタジア文庫ではなくフランス書院文庫だ。

よくよく調べてみると、どうやら図書館用語らしい。ちゃんとしたお堅い言葉である。

しかし、当時ローティーンっだった僕はこの言葉を見るたびにドギマギしたものだ。だってあかほりさとるの本はまさにヤング向けのアダルト小説だったんだから。

発売から一週間、未だに僕の手元にはスレイヤーズは無い。

世界は僕のためには無いようだ。